70年代ヴィンテージインディゴデニムライナージャケット

10月 05, 2016

70年代ヴィンテージインディゴデニムライナージャケット

70年代ヴィンテージインディゴブランケットデニムライナージャケットリーバイスFUNS福島

70年代ヴィンテージインディゴデニムライナージャケット

福島市仲間町の古着屋FUNS(ファンズ)です。

個人的にストア系のデニムジャケットは、あまり引っかかることが少なく少し敬遠していた部分があるのですが、これは別格にかっこいいと思いました。

インディゴの風合いは勿論、フロントのリペアも雰囲気があって可愛らしい一着です。

・Brand:K mart
・Date:'1970s
・Material:100% Cotton
・Size:X LARGE

1970年代頃のK mart製ヴィンテージブランケットライナー付きインディゴデニムジャケットになります。

K mart(Kマート)・・・1899年、ミシガン州デトロイトにてセバスチャン・S・クレスゲによって創業された老舗チェーンストア。ヴィンテージ古着お好きな方にはお馴染みのブランドの一つだと思います。

店舗更新の失敗等々の理由により、2002年に破産。会社更生手続により新会社を設立した後、2005年、こちらも古着好きの方にはお馴染みの大手デパートメントストア、Sears(シアーズ)と合併し、現在に至ります。

薄くなっていますが、首裏にK RUGGEDのプリントタグが付く今となっては大変貴重な70年代のヴィンテージです。K martの中でワークウェア等を中心にリリースしていたK RUGGEDラインは、数あるK martのアイテムの中でも数が少ないラインです。

タフな存在感を放つデニムジャケットで、ヴィンテージらしいインディゴの細かい縦落ちがとても雰囲気良くお好きな方も多いアイテムだと思います。

ライニングは温かなブランケットライナーです。ストアブランドのデニムジャケットはチープな印象の物が多いですが、ライニングが貼られていることにより厚みを増し、縦落ちの表情との相乗効果で、更に存在感を増していると思います。

また、フロントの当て布のリペアもチャーミングなディテールで、このアイテムのオンリーワンさを際立たせるディテールだと思います。各所のダメージや擦れ、ブリーチ、汚れなども加工とは違い、嫌味がありません。

長い年月を経たことにより育まれた古着ならではの魅力の一つとして評価いただけるのではないでしょうか。

なお、内側の裾付近には薄くなっていますが、ユニオンチケットが付きます。