80～90年代ジャパンヴィンテージ亀甲小紋単着物長着

10月 22, 2016

80～90年代ジャパンヴィンテージ亀甲小紋単着物長着

福島市仲間町の古着屋FUNS(ファンズ)です。

久々にジャパンヴィンテージのご紹介です。今まで入荷してきた物に比べ、古くはありませんが、圧倒的なクオリティは一見の価値があると思います。

ジャパンヴィンテージ、和服本当に面白いです。

・Date:'1980～'90s
・Material:Wool & Other
・Size:--

1980～90年代頃のジャパンヴィンテージ亀甲小紋単着物になります。

近年、日本の戦後からの洋服達にもジャパンヴィンテージと言ったフレーズが付き、需要が高まっていますが、そういったジャパンヴィンテージとはまた違った日本古来の和服本来の魅力のあるアイテムです。

和服は、今まで物心ついた時から着ていた洋服とは異なる次元のものです。今までの洋服では感じることのできなかった新鮮さと和服ならではの魅力をお感じいただけると思います。

ジャパニーズモードと申しますか、カジュアルというよりもモードな雰囲気を感じさせるアイテムだと思います。ゆとりのある身幅やボリューミーな袖の形状は、ただひたすら真新しさを感じます。

遠目で見た時、ソリッドの着物に見えますが、生地を近くで見ると伝統的な亀甲小紋です。それを頭に入れてみると独特の立体感というか奥行きを感じさせ、とてもハイセンスだと思います。

生地だけ見てもこういった繊細な奥ゆかしさを感じるのは日本の和服のみですね。

単衣の生地はしっかりと生地作りから行われており、機械生産時代並びに年代的にそこまで古い物ではございませんが、圧倒的な生地クオリティです。

現在のクオリティの低い物とは全くの別物で、生地自体にオーラと品があります。

また、ウールとおそらく化繊の混紡ですが、肌触りが非常に良く、根本の素材自体が良いです。おそらく当時、相当のハイプライスだったと推測できます。

画像のように帯留めをせずに着てみるとガウンやマントの様にも着ることができますし、立ち方や合わせるパンツなどを変えるだけで様々な表情を見せてくれます。

今回、セーターとリーバイスのジーンズ、パラブーツを合わせてみましたが、意外なほどすんなりと着ることが出来ました。洋服ともバランス良く合わせられる良いアイテムですね。スモッグやケープの様な感覚で着てもバランスが良いです。

和モダンなどそういった言葉ではなく、和服として普段のコーディネートに取り入れていただければと思います。

きっと多くの方にとって新しい風をお感じいただけると思います。今までの既存の価値観に飽きてしまった方や本当に服やファッションが好きな方にお勧めです。

襤褸好きな方にもお勧めです。

年々、減少の一途ですのでこの機会をお見逃し無く。