ヴィンテージ 90年米軍実物 U.S.ARMY ECWCS パイルフリースジャケット

10月 26, 2016

ヴィンテージ 90年米軍実物 U.S.ARMY ECWCS パイルフリースジャケット

福島市仲間町の古着屋FUNS(ファンズ)です。

今までなぜか日の目を見る事が無かったアメリカ軍のパイルフリース。実際、着てみると温かいし、とても良いアイテムです。

良い物は流行やブランド関係無く評価していきたいですね。皆様の定番になれば嬉しいアイテムです。

・Brand:U.S.ARMY
・Date:'1990y
・Material:Polyester
・Size:MEDIUM ※実寸で、SMALL程度のサイズ感だと思います。

正式名称:SHIRT,COLD WEATHER,SYNTHETIC FIBER PILE
コントラクト:DLA100-90-C-0377
ストックナンバー:8415-01-228-1355
製造メーカー:TENNIER INDUSTRIES,INC.

1990年頃のヴィンテージU.S.ARMY米軍実物パイルフリースジャケットになります。

レイヤードする事により、気温の適切な環境保護を維持する保護服システムとして、1980年代に開発されたECWCS(拡張式寒冷地被服システム)。年代問わず人気のECWCSパーカのインナー(ライニング)として使用されていたパイルフリースジャケットです。

しっかりとした性能を誇るにも関わらず、なぜか今までフォーカスが当たってこなかったアメリカ軍の隠れた名品です。

別名ベアージャケットとも言われる、熊の体色に似たダークブラウンの色味は合わせやすく、デザイン性の良さも相まり、アウターとしても十分に活躍してくれるアイテムです。

改めて見たり着て感じる事は、オールドアウトドアの名品との呼び声高いPatagonia(パタゴニア)の裏パイルジャケットと比べても遜色の無い、クオリティであることです。

裏地も総パイルで、抜群の保温性は寒さの厳しい時期も寒さから体を守ってくれると思います。ミリタリーの実用性と言った部分を見ても、登山やキャンプといったアウトドアシーンで着用するのもお勧めです。

現用のECWCSフリースだとハイテクなポーラテックに切り替わっていますが、レトロさを感じることのできるこのルックスは新鮮ですし、お好きな方も多いと思います。所々の切り替えもシャープな感じでかっこいいですね。

画像のようにジャケットのインに着ても今っぽく、インナーダウン感覚でお使いになっても良いと思います。合わせているジャケットはフランスのデッドストックワークジャケットです。上までジッパーを閉めても様々な表情を見せてくれますね。

年代的にはそこまで古い物ではございませんが、最近ではなかなか見掛ける事が少なくなりました。アメリカ軍の隠れた名品、きっと素晴らしいパフォーマンスを見せてくれると思います。

年々、減少の一途ですのでこの機会をお見逃し無く。