1900～10年代ヴィンテージアンティークフランススモックシャツ

2月 12, 2017

1900～10年代ヴィンテージアンティークフランススモックシャツ

震える洋服です。

着るのは勿論、男性は所有欲がふつふつと湧き上がってくると思います。

・Brand:--
・Date:'1900～'10s
・Material:Cotton
・Size:--

推定1900～10年代頃のヴィンテージフランススモックシャツになります。

主にイギリスやフランスなどのヨーロッパ諸国で、18世紀前半頃より羊飼いや農業従事者、軽作業用の着用するウェアが起源のスモック。

こちらも当時おそらく作業用のワークウェアとして製作されたアイテムだと思われます。

1930年代頃まで見られるフランスの代表的なデザインですね。

しっかりとした肉厚なコットンの風合いが非常に良く出ており、古いと言うこともありますが、雰囲気の良さも格別だと思います。

また、特徴的なギャザーの入り方は洋服のディテールという枠を超え、もはや芸術的なレベルだと個人的に思います。

フロントのドット調の刺繍文字や脇下のガゼット、両脇のマチもフランスの当時らしい貴重なディテールです。また、スタンドカラーもかっこいいですね。

一般的にアンティークと呼ばれるヴィクトリア朝後期頃やリネン系のアイテムだと、アクが強すぎたりどうしてもレディースライク過ぎて着る感覚にはなりませんが、このアイテムに限っては男性女性問わず、今も着れるアイテムですね。

完全に市民権を得たグランパやホスピタルシャツ感覚で着ても良いと思います。

個人的に特にサイドやバックスタイルで見ることが出来るロングテールシルエットが本当にかっこいいと思いました。これはチョップせずにこのまま着ていただきたいです。女性の方がシャツワンピとして着ても素敵ですね。

また、プルオーバーのボタンを開け閉めしたり、袖を捲ったりしてもニュアンスが変わってきます。シャツのようなコートのような不思議な感覚も洋服として面白いです。

所々のダメージやリペア、汚れなどが様になるのもヴィンテージ( アンティーク )ならではですね。