ユーロリーバイスヴィンテージ 90年代 501 デニムパンツ Euro Levi's

2月 19, 2017

ユーロリーバイスヴィンテージ 90年代 501 デニムパンツ Euro Levi's

10年以上前、古着屋で働き始めた頃、一番最初に教えていただいた仕事というのが、パンツの畳み方でした。

この写真を撮っている時、急に思い起こされ懐かしくなりました。

501は畳んでも絵になりますね。

さて、ユーロ501の入荷はかなり久々になりました。数が揃わないアイテムですので、お探しだった方は是非、チェックしてみて下さい。

・Brand:Levi's
・Date:'1990s
・Material:100% Cotton
・Size:W31/L32

1990年代頃のLevi's製ヴィンテージ501デニムパンツになります。

ヴィンテージUSEDの501と言えば、90年代頃までのアメリカ製のイメージがありますが、80年代～90年代頃のユーロLevi'sでは、ヨーロッパ各国で製造された501が流通していました。

アメリカのリーバイスですと70年代後半頃、品質が変わりそれまでの荒々しい縦落ちを見せるデニムから、均一なフラットな色落ちを見せるタイプに切り替わりました。

一方、ユーロリーバイスでは80年代以降に製造された501でも、荒々しい縦落ちを見せる物があり、それらを「ユーロ501」と呼びます。

これは法律が変わり、アメリカで使用不可となった染料をヨーロッパでは、そのまま継続して使用が可能だった為です。

色落ちだけではなく独特のマットな色味もユーロLevi'sの魅力の一つです。紙パッチのサイズ表記の書体と内タグの表記からユーロリーバイスだと言うことが、確定されますね。

また、マニアックですが内タグに製造国表記が入らないのも珍しいディテールです。

80～90年代頃のUSリーバイスでは見る事のできない圧巻の縦落ちはユーロならではですね。うっすら入ったフロントのヒゲ落ちも雰囲気が良く、良い感じだと思います。

また、インシームのステッチが二色使いというのもヨーロッパらしいオシャレな部分だと思います。

シルエットは501らしいテーパードシルエットですので、合わせ易さもやはり抜群に良いと思います。インチアップでもダウンでも良いですし、女性の方が大きめに履いてヒールのある靴を合わせてもとてもセクシーです。

長く履く事、そしてクオリティを追い求めると必ずヴィンテージが答えとなってきます。こだわる方にはヴィンテージがお薦めです。

ジャンル問わずですが大人が着れるヴィンテージクロージングは国や年代を問わず大変貴重です。

定番の501だからこそ弾数の少ないユーロをチョイスするのが面白いですね。

年々、減少の一途ですのでこの機会をお見逃し無く。

Euro Levi's Vintage 1990s 501 Denim Pants

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