ジャパンヴィンテージ 70～80年代ショールカラーレタードセーター

11月 18, 2016

ジャパンヴィンテージ 70～80年代ショールカラーレタードセーター

久々にジャパンヴィンテージの到着です。かなり珍しい仕様のアイテムだと思います。

こういった面白い物は国や年代、ブランドなんか関係無く楽しんでいただきたいと個人的に強く思います。

・Brand:Mac Gullan
・Date:'1970～'80s
・Material:100% Acrylic
・Size:M

1970～80年代頃のMac Gullan製ジャパンヴィンテージショールカラーレタードセーターになります。

俄かに盛り上がりを見せる大変貴重なジャパンヴィンテージです。戦後、特に分かりやすくなっていきますが、欧米のファッションやカルチャーが続々と日本の大衆へも浸透し、市民権を獲得し今ではその大多数がスタンダードになっています。

ライフスタイルの変化としてファッションは、現在ほぼ99%近く欧米寄りになっているのは、当たり前の事ですがよくよく考えると凄い事だと思います。日本人本来の特徴でもある勤勉さや技の細やかさなど、当時の日本の技術力をこのアイテムから強く感じる事が出来ます。

ここ数年、カーディガンを中心に一気に定番になったショールカラー( ヘチマ襟 )。アメリカのヴィンテージだとかなりハイプライスになっており、非常に人気が高い状況です。ただ、天邪鬼な方にはやはりジャパンヴィンテージがお勧めです。

新品、ヴィンテージ共にショールカラーのニット系は数は少なくとも見掛けた事がある方もいらっしゃると思うのですが、このショールカラーにレタードワッペンが付いた仕様は、本当に珍しいと思います。

USやユーロのヴィンテージとジャパンヴィンテージは似たようですが全く異なるものです。こういった良い意味で変わった部分がジャパンヴィンテージの魅力の一つだとも思います。

袖のラインも片袖ではなく両袖でここも珍しいディテールです。ネックと袖、裾のリブと身頃の流れも繊細ですが、しっかり作られています。個人的には肩口からスリーブに掛けての編みが、立体感を持っていてとても素敵だと思いました。

また、このミドルゲージ程度の編みも今っぽくて良い表情を見せてくれていると思います。