《日本の古着》野良着藍染格子ヴィンテージ 30～40年代ジャパンアンティーク

12月 08, 2017

《日本の古着》野良着藍染格子ヴィンテージ 30～40年代ジャパンアンティーク | FUNS

素晴らしいと思います。

個人的にも欲しいくらいです。

こういうのは基本的に東北地方の一部でしか出てきませんので、マニアックですが野良着好きの方には押さえておいていただきたい個体でもあります。

着易いので、1st Noragiとしても良いかと思います。

■Details■
・Date:'1930～'40s / ・Material:Cotton

■Comment■
1930～40年代頃のジャパンヴィンテージ藍染格子木綿野良着になります。

日本において農耕作業や野良仕事の際に主に着用されていた野良着(のらぎ)。ここ数年、ジャパニーズモダンや和のテイストが見直され、今まで狭い間口で認知度が低かった野良着も次の時代のスタンダードになるべく、少しずつ裾野が広がっています。

特にヨーロッパ圏、特にフランスのテキスタイルデザイナーやアメリカのヴィンテージ古着を扱うディーラーから高い評価を得ており、あのRRLのデザイナー達もマーケットで買い漁っています。

日本だとVISVIMやスノーピーク、モンベル、KAPITALらの尽力もあり、少しずつ盛り上がっている状況です。

ジャパンブルーらしい美しい藍染の当て布が美しいNoragi。表側の格子も海外のチェックパターンを思わせる雰囲気で、筒袖である事も含め洋服に近い感覚を感じさせる個体です。

また、スナップボタンと紐で合わせる事ができますので、様々なニュアンスでお楽しみいただけると思います。帯留が一般的だった野良着も作業効率と利便性の高さを追求した結果で、当時の方の創意工夫を見る事ができます。

両面共に素晴らしいデザインなので、リバーシブルで着用いただいても良いと思います。裏面のスリーブ付近の剥き出しになっている部分や各所に見られるハンドステッチの刺し子も見所の一つです。袖先のこはぜも日本の古着らしいディテールです。

ちょっとしたジャケットとして、野良シャツのように着ても素敵だと思います。インナーに持ってきても格子の主張があるので良いアクセントになってくれると思います。

和モダンではなく、野良着にはしっかりとした「今」が流れています。是非、次世代のスタンダードを良きタイミングで手にしていただければと思います。

年々、減少の一途ですのでこの機会をお見逃し無く。