60年代ヴィンテージラグランダメージ無地スウェット

9月 29, 2016

60年代ヴィンテージラグランダメージ無地スウェット

やっぱり昔のスウェットって良いですね。USED加工やヴィンテージディテールの散りばめられた新品のスウェットには無い魅力があります。

最近では本当に見付からなくなってきましたので、お好きな方は是非ご覧下さい。

・Brand:Unknown
・Date:'1960s
・Material:Cotton
・Size:-- ※実寸で、M程度のサイズ感だと思います。

1960年代頃のヴィンテージラグランスリーブ無地スウェットになります。

ここ数年、現地アメリカでも発見が非常に厳しくなってきたヴィンテージスウェットです。ヴィンテージ古着のマーケットがきっちりと成立した頃からの人気アイテムですが、やはりヴィンテージのスウェットの魅力は尽きないと思います。

現行のスウェットとは比べ物にならない程の抜群のクオリティや質感、着込まれたことにより感じることの出来る風合いは格別ですね。最近では、90年代製造のスウェットも見つかりませんが、こちらのような60年代以前のアイテムだとほぼ皆無で、入手が非常に困難です。

タグがございませんが、縫製が4本針(フラットシーマ)ですので、60年代製で間違いありませんね。首リブ部分はバインダーネックになります。深いバーガンディーの色味も味わい深く、大人色とでも申しましょうか、カジュアル一辺倒にならない大人が着れるお色だと思います。

また、リブも程よい長さで古い年代のスウェットにありがちなやりすぎた感じがせず、とてもナチュラルな印象です。

究極にシンプルなラグランスリーブの無地ですが、袖に見られるダメージが良い表情を見せており、まっさらな状態の物よりもこれくらいアジが出ている方が合わせやすいと思います。また、このダメージ具合もハード過ぎず程よい感じで良いですね。

レングスがここまで残っている物も貴重で、今の空気感にもしっかりと合います。スリーブの斜めに入るラインもソリッドの中に独特のリズムを生んでおり、全体で見た時の印象がとても良いです。これから退色や日焼けで見せていく色落ちの過程も楽しみですね。なお、お洗濯の際は色移りの可能性がございますので、単品で洗濯ください。

年々、減少の一途ですのでこの機会をお見逃し無く。