70年代ヴィンテージリーバイス 70505 ブランケットデニムジャケット

9月 11, 2016

70年代ヴィンテージリーバイス 70505 ブランケットデニムジャケット

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70年代ヴィンテージリーバイス 70505 ブランケットデニムジャケット

福島市仲間町の古着屋FUNS(ファンズ)です。

日が落ちるのが大分早くなったと思います。そして、朝晩肌寒かったり、すぐにこういうジャケットが欲しくなりますね。

BigEタイプより、なぜか数の少ないSmall eのブランケットGジャンです。フランネル貼りではなく、横向きのブランケットです。

・Brand:Levi's
・Date:'1970s
・Material:Shell(100% Cotton) / Lining(40% Rayon/60% Polyester)
・Size:-- ※実寸で、42～44程度のサイズ感だと思います。

1970年代頃のLevi's製ヴィンテージブランケット付きデニムジャケットになります。

1853年、リーヴァイ・ストラウス氏の手によりアメリカで設立されたLevi's(リーバイス)。当時、折しものゴールドラッシュで、幌や帆の材料であったキャンバス地を使用した、主に港湾労働者向けの作業用パンツを製造・販売したことから事業がスタートします。

その後の業績は皆様ご承知の通りだと思いますので、割愛致しますが、現在も永遠の定番とされる501を筆頭に多数の名品を残し続けている世界的なデニムアパレルメーカーです。

Levi's歴代のデニムジャケットの4thに当たる70505のブランケット付きです。3rdである557XXから採用されたLevi's初の立体裁断で、それまで平面裁断だったデニムジャケットに立体感を与えたモデルです。

一枚仕立てに比べ弾数が極端に少なく、お探しの方も多いと思います。なぜか、70505のBig Eタイプよりも出会える確率の少ないアイテムです。

70505の中でも簡単に分けると、Big E ～ Small eインディゴ～ Small eと分かれます。色味から推測するにインディゴ直後のモデルだと思われます。70506に近いフラット気味の色味ですが、そのフラットな表情が今っぽく新鮮味を覚えると思います。

また、TROY社製のブランケットをライナーに装備し、保温性が抜群です。今だとアウターの下に着てもかっこいいですね。また、表記がございませんが、アメリカ生産と思っていただいて間違いないと思います。色もまだまだ残っているのでこれからの色落ちとエイジングには期待が持てますね。

また、このサイズ感がとても今っぽいと思います。ドロップで肩を落としてレングスとのバランスを取るその感じが非常にスタイリッシュです。サイズ表記がございませんが、おそらく42～44程度なのでストリートっぽく着るととてもかっこいいと思います。

定番のアメカジスタイルというよりも、どこか街の雰囲気が漂う都会っぽい表情が素敵ですね。女性が大きめにドロップショルダーで腕捲りして着てもかっこいいです。

ここ数年で最後のUSA製Levi'sを含め、ヴィンテージのLevi'sは現地アメリカでも本当に見つからなくなりました。LVCや現行品では決して味わえない縫製や生地、色落ちなどヴィンテージのLevi'sには沢山の魅力が詰まっています。こだわる方には当時のアイテムがお勧めです。

年々、減少の一途ですのでこの機会をお見逃しなく。