ジャパンヴィンテージ 野良着 藍染 縞模様 1900~20年代

ジャパンヴィンテージ野良着藍染縞模様1900~20年代刺し子道着FUNS福島市古着
ジャパンヴィンテージ 野良着 藍染 縞模様 1900~20年代

これはヤバイやつです。状態が良いので、そこまで古く見えないかもしれませんが。

縞模様に藍染、ソリッドではなく両面イカれたクレイジーです。

ジャパンヴィンテージ野良着藍染縞模様1900~20年代刺し子道着FUNS福島市古着

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■Details■
・Date:'1900~'20s
・Material:Cotton

1900~20年代頃のジャパンヴィンテージ野良着藍染縞模様になります。 

野良着とは簡単に言うと田畑や山野での野良仕事の際に着用されていた日本固有の労働着(ワークウェア)です。農村をメインに着用されていたアイテムで、丈夫で長持ちし彼らの日常には欠かせない存在でした。

戦後、日本国内に洋服がどんどん市民権を得始めたことや化学繊維の登場もあり、徐々に姿を消していき、現在ではコアなマーケットも存在し、徐々に感度の高い方たちが注目しているアイテムです。

野良着といっても様々な種類があり、代表的な物だと藍染や刺し子で直され着続けられてきたBORO(襤褸)が挙げられますね。

民俗学者であり民俗民具研究家でもあった田中 忠三郎氏の尽力とコレクションにより、海外のデザイナーやテキスタイルデザイナーから目を留められ、主に海外を中心に人気が高い状況でした。

ただ、ここ数年だとKapitalやVisvim、BEAMSと言った日本のファッションブランドからも野良着やBORO、刺し子から発想を得たアイテムがリリースされています。

ジャパンヴィンテージ野良着藍染縞模様1900~20年代刺し子道着FUNS福島市古着

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表面は和服伝統の縞模様の野良着。裏側のソリッド面も含め全て藍染です。裏面の落ち具合を見るとかなり年月の経過を感じますね。縞模様の面も数色の生地が使われており、地味目ながらクレイジーパターンと言って良いのではないでしょうか。

そして、裏面の焼けも柄や模様の様に見える圧倒的な佇まいの良さで、このアイテムに限って評価いただけるディテールになっていると思います。また、フロントの縦縞と地襟のコントラストもかなりかっこいいです。

縫製は勿論、全てハンドステッチ。趣のある表情で野良着にはハンドステッチが本当に良く似合います。手作業での製作ですので、当時仕立てるのに物凄く時間がかかったのは言うまでもないかもしれません。

当時の家庭の光景が思い浮かんできますし、日本の和服は存在自体に既にドラマが刻み込まれています。そして、裏面の生地の配置は日本人らしいバランス感覚の良さや勤勉さを感じずにはいられません。

シャツの様に着たりガウン、スモック感覚で着られてはいかがでしょう。着るだけで雰囲気が出ますし、オンリーワンな着こなしをお楽しみいただけると思います。帯留めにするとコスプレ感が漂うので、画像のようにラフに着るとファッションとして捉えていただけると思います。

和モダンなどそういった言葉ではなく、和服として普段のコーディネートに取り入れていただければと思います。きっと多くの方にとって新しい風をお感じいただけると思います。襤褸お好きな方や海外の方にもお勧めです。

年々、減少の一途ですのでこの機会をお見逃し無く。

Clothing and more FUNS 難波

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コメント

  1. 最近、FUNSのblogに上がってくる野良着が、気になって気になって仕方がない。着こなす自信はないけど、所有欲がふつふつと。いや、手に入れたら、着てみたい。普段、野良仕事は少ないが、客人を迎えるときには、羽織っておもてなししたいと思う今日この頃。今度、色々見てみたいし、相談したいなぁ。ヨロシクね!

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    1. すみません、今、気づきました。当店としてはあくまでもファッションとして打ち出していますが、そこはお一人お一人の使い方によると思いますので、色々な楽しみ方がありますね。おもてなしはかなり粋だと思います。近々、また飲みながらゆっくりお話ししましょう!!

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