日東紡ジャパンヴィンテージ 50年代ボックスワークシャツ

6月 24, 2017

日東紡ジャパンヴィンテージ 50年代ボックスワークシャツ

福島市の郷野目という場所に日東紡がございます。

もしかしたら、当時そこで製造された物が巡り巡って当店に来てくれたのかななんて思ってみたりしました。

真相は分かりませんが、とても素敵なアイテムです。

■商品詳細■

・Brand:日東紡績

・Date:'1950s

・Material:Cotton/Polyester or Vinylon

・Size:--

1950年代頃の日東紡績ジャパンヴィンテージワークシャツになります。

1918年に設立され、100年近い歴史を誇る繊維メーカー、日東紡績。ニットーボーの略称は耳馴染みもよく、ご存知の方も多い会社だと思います。

かつては紡績の大手として日本十大紡績会社に数えられていましたが、現在当時のような繊維事業は縮小傾向で、今日の売上高の8割は、非繊維事業が占めています。故にこの当時のアイテムは、現存数も極めて少なく貴重です。

シェルボタンが使われている'50sで、戦後日本の高度経済成長期を支えたであろうアイテムです。同じ年代のアメリカ物の影響が垣間見れるアイテムだとも思います。

ただ、作りや細かなディテールなど、アメリカやヨーロッパには無い、ジャパンヴィンテージらしい見所も豊富で、戦後日本の洋服史を語る上でも興味深いアイテムです。

日本で言う作業着ですが、「ワークシャツ」と言う横文字が似合う一着ではないかと個人的に思います。ワークシャツなのにボックスシルエットという部分もユニークだと思います。

そして、末広がりのユニークな形のポケットや短めの剣ポロ、とにかくディテールが面白いですね。

ユニークながらも着た時のファッション性優位な佇まいも最高に良いと思います。短めのレングスはパワーハウスの101のようなニュアンスも感じさせ、ジャケット感覚でお使いになっても良いと思います。ややグレーの入ったブルーの生地は色味も良いです。

また、ポケット周辺にステッチの通った形跡がございますが、生地に非常に張りがあり、着用感がないので、おそらくデッドストック、もしくはそれに近い状態だと思います。

ボックスシルエットなので、ペンドルトンのボードシャツ関係お好きな方にもすんなりと受け入れていただけるのではないかと思います。これにワークパンツやVANSを合わせれば、直球のウエストコーストスタイルに早変わりします。

ジャパンヴィンテージを変な色目で見るのではなく、戦後の日本の服は洋服ベースですので、一般的なヴィンテージファッション好きな方にもきっと問題無くハマります。

年々、減少の一途ですのでこの機会をお見逃し無く。

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