うちらしい野良着

11月 01, 2018

うちらしい野良着

今日から早いもので、11月。

今月も宜しくお願い申し上げます。

さて、野良着らしい野良着は久々の入荷です。

厳密に言わせていただくと当店らしい野良着の事です。

こういう塩梅の野良着、もう本当に見つかりません。

毎回思いますが、やっぱり流行ったら一瞬で姿を消します。

■商品詳細■

・年代:1930～40年代頃

・素材:コットン

1930～40年代頃のジャパンヴィンテージ縞模様野良着になります。

比較的柔らかで風合いの良い木綿を使用し、仕立てられたNoragi Jacket。

野良着らしいデザインに縞模様が華を添え、シンプルながらもダイレクトに野良着の良さをご体感いただける個体だと思います。

襟とボディのコントラストも素晴らしいですし、襟をよく見ると色が若干異なっており、偶然なのか分かりませんが、こういった点にも魅力を感じます。

また、袖裏の鮮やかな生地を折り返して着るとアクセントになりますね。

裏の襟下のみに藍染の生地が使用されており、外からは見えませんが、ここもチェックしていただきたいディテールの一つです。

袖が筒に近い細さなので、合わせ易いですし、野良着などのジャパンヴィンテージの入門編としても良いのではないでしょうか。

これから着込めば破れたり、その他ダメージが出てくると思いますが、ご自分でリペアを重ねていけば、思い入れのある襤褸野良着へと進化するはずです。

現状でも雰囲気が良いですが、これから育てていく楽しさと育て残していく価値がこのNoragi Jacketには詰まっています。

最近では古い木綿を使用したこういった野良着は本当に見つからなくなりました。

襤褸より着易いのも魅力かもしれませんね。

年々、減少の一途ですのでこの機会をお見逃し無く。