野良着藍染縞模様ジャパンヴィンテージ 10～20年代アンティーク

9月 09, 2017

野良着藍染縞模様ジャパンヴィンテージ 10～20年代アンティーク | FUNS

野良着 FUNS 藍染縞模様ジャパンヴィンテージ 10～20年代アンティーク着物襤褸 boro

野良着藍染縞模様ジャパンヴィンテージ 10～20年代アンティーク

久々に野良着が到着です。

藍の深みにマルチデザイン、最高のnoragiです。

今時期は軽めのカットソーに重ね、もう少し寒くなったらジャケットとのレイヤードが最高に素敵だと思います。

■Details■
・Date:'1910～'20s / ・Material:Cotton

■Comment■
1910～20年代頃のジャパンヴィンテージ藍染×縞模様野良着になります。

日本において農耕作業や野良仕事の際に主に着用されていた野良着(のらぎ)。ここ数年、ジャパニーズモダンや和のテイストが見直され、今まで狭い間口で認知度が低かった野良着も次の時代のスタンダードになるべく、少しずつ裾野が広がっています。

特にヨーロッパ圏、特にフランスのテキスタイルデザイナーやアメリカのヴィンテージ古着を扱うディーラーから高い評価を得ており、あのRRLのデザイナー達もマーケットで買い漁っています。

日本だとVISVIMやスノーピーク、モンベル、KAPITALらの尽力もあり、少しずつ盛り上がっている状況です。

表側はシンプルな藍染の縞模様。大人が着用する野良着でフロントに紐が付くのは、なかなかあるようでないディテールです。これも作業をし易いための工夫です。そして、裏側の大正時代らしい黒々とした藍の表情は一見の価値があると思います。

荒く刺し子も入っており、藍糸の色味も素晴らしいです。そして、袖毎に違った生地が使われております。片方はピンストのような細い縞、もう片方は柿渋染で、品の良いクレイジー～マルチ仕上げで見応えがあります。

ヒップが隠れるレングスも非常にハイセンスで、シャツやガウンであったり、コートのような感覚で着用されても良いのではないでしょうか。

画像の様にDickies874やVANSのエラなど、普段皆様が着用されている様な海外のアイテム(洋服)とも非常に相性が良いのが、Noragiの魅力でもあります。

また、モードな雰囲気がしますので、日本のヨージヤマモトやギャルソンなどデザイナーズブランド系ブランドがお好きな方にも、ご興味持っていただけると思います。

和モダンではなく、野良着にはしっかりとした「今」が流れています。是非、次世代のスタンダードを良きタイミングで手にしていただければと思います。

年々、減少の一途ですのでこの機会をお見逃し無く。