野良着藍染襤褸継ぎ接ぎ 30年代アンティーク着物ヴィンテージ

9月 15, 2017

野良着藍染襤褸継ぎ接ぎ 30年代アンティーク着物ヴィンテージ | FUNS

野良着藍染襤褸継ぎ接ぎ 30年代アンティーク着物ヴィンテージ

表側のシンプルさと裏の襤褸さが素晴らしいNoragiです。

野良着はレイヤードベースでもかっこいいですし、普通の服とコーディネートに飽きた方いかがでしょう。

■Details■
・Date:'1930s / ・Material:Cotton

■Comment■
1930年代頃のジャパンヴィンテージ藍染襤褸継ぎ接ぎ野良着になります。

日本において農耕作業や野良仕事の際に主に着用されていた野良着(のらぎ)。ここ数年、ジャパニーズモダンや和のテイストが見直され、今まで狭い間口で認知度が低かった野良着も次の時代のスタンダードになるべく、少しずつ裾野が広がっています。

特にヨーロッパ圏、特にフランスのテキスタイルデザイナーやアメリカのヴィンテージ古着を扱うディーラーから高い評価を得ており、あのRRLのデザイナー達もマーケットで買い漁っています。

日本だとVISVIMやスノーピーク、モンベル、KAPITALらの尽力もあり、少しずつ盛り上がっている状況です。

表側の格子も素晴らしいですが、何と言っても裏側の大胆な藍染生地と地襟下の継ぎ接ぎの襤褸が魅力のNoragiです。表側の格子はまだ硬くハリがありますが、なぜ裏側がここまで直されたか謎深く、そして何かドラマを感じさせますね。

半袖タイプなので夏はシャツ感覚で、秋口以降は画像のようにジャケットやシャツを挟んで、レイヤードしても雰囲気があって良いですね。冬場はコートの下にレイヤードしてもアクセントになり、良いのではないでしょうか。

日本のヨージヤマモトやギャルソンなどデザイナーズブランド系ブランドがお好きな方にも、ご興味持っていただけると思います。

生地自体がまだとても硬いので、これから着込んで徐々に柔らかくなってきた頃、色味も薄くなり雰囲気が良くなっていくと思います。和モダンではなく、野良着にはしっかりとした「今」が流れています。

是非、次世代のスタンダードを良きタイミングで手にしていただければと思います。

年々、減少の一途ですのでこの機会をお見逃し無く。