ヴィンテージワークジャケット 50年代ジャパン Lion

11月 05, 2017

ヴィンテージワークジャケット 50年代ジャパン Lion | FUNS

ヴィンテージワークジャケット 50年代ジャパン Lion

こう見るとこれが日本の古着とは良い意味で思えません。

国は違えど、フレンチやジャーマンワークのワークジャケットとかなり似た佇まいです。

野良着もそうですが、ジャパンヴィンテージはヨーロッパに近い物が必ずあります。

だから襤褸がフランスなどのヨーロッパ諸国のテキスタイルデザイナーから、支持されるのかなと何となく思います。

■Details■
・Brand:Lion / ・Date:'1950s / ・Material:Vinylon/Cotton / ・Size:--

1950年代頃のLionジャパンヴィンテージツイルワークジャケットになります。

1950～60年代頃を中心に日本のワークウェアでたまに見掛けるLion製のヴィンテージです。ブランドタグにもある勇ましいライオンが、過酷な仕事に挑む男達を象徴するかのようです。

また、日本の古着の中でも古い年代の洋服ベースは数が非常に少なく、貴重です。まだ、知る人ぞ知るカテゴリーかもしれませんが、ファッション性も素晴らしいの早い者勝ちかもしれません。

実際に着込まれたことにより育まれた、極上の雰囲気は一見の価値があると思います。戦後日本の高度経済成長期、このジャケットを着て作業に従事されていた方の光景が目に浮かびますね。

佇まいは、フランスやドイツのモールスキンやヘリンボーン関係のワークジャケットとそっくりで、一瞬ユーロヴィンテージと見間違えるほどです。このフェードしたグレーの色味は哀愁を感じさせ、非常に雰囲気が良いです。

成分比率はおそらくビニロンの方が多いですが、見た目と触った感じ、着た時も一般的なコットンとほぼ同様だと思います。

また、内側の両胸には後付けでポケットが縫い付けられております。利便性が良くなっていると共にフロントにステッチが見え、そこがアクセントになっていてかっこいいディテールです。袖のステッチングもアメリカのワークジャケットのようで良いですね。

そして、スリーブ周辺のステッチに見られる浮き出るかのようなパッカリングは見応えも十分です。

ジャパンヴィンテージなのでサイズ感もちょうど良く、ヴィンテージのサイズにお悩みだった方にも対応してくれると思います。

早い方はジャパニーズヴィンテージに移行しつつあります。人と違った物を着たい方にお勧めのアイテムです。

年々、減少の一途ですのでこの機会をお見逃し無く。