襤褸野良着ジャパンヴィンテージ 40～50年代アンティーク着物

11月 17, 2017

襤褸野良着ジャパンヴィンテージ 40～50年代アンティーク着物 | FUNS

襤褸野良着 FUNS ジャパンヴィンテージ 40～50年代アンティーク着物 Noragi Jacket 藍染刺し子

素晴らしいJapanese Boroだと思います。

話が飛びますが、今から数十年前、アメリカの古着が日本に入ってき始めた頃は、あまり良いイメージが無かったようです。

この野良着や古いジャパンヴィンテージもそうなのだと思います。

皆様、最初は「えっ？」となりますが、一度袖を通すと案外普通で楽しんでいかれます。

新しいジャンルなので、まだまだ差を埋めるのには時間がかかると思いますが、変に意識せず、まずは興味本位で始めてみてはいかがでしょう。

一つ確実な事は、日本人は間違いなく似合います。

■商品詳細■
・Date:'1940～'50s / ・Material:Cotton

1940～50年代頃のジャパンヴィンテージ襤褸野良着になります。

1950年代頃まで、主に日本の農村部で農耕や米作りと言った野良仕事の際に着用されていたワークウェア、野良着。

ここ数年、VISVIMやKapital、スノーピークと言った日本のブランドの影響もあり、ふつふつと盛り上がってきているアイテムです。海外ではフランスなどのヨーロッパ諸国やアメリカで、Noragi Jacketとして非常に高い人気を誇るアイテムです。

定番の縞模様ですが、グレーのようなダークトーンで着合わせ易いと思います。また、このくらいのショートレングスの野良着やアンティーク着物は、なかなか無いのでお探しだった方も多いのではないでしょうか。

野良着ですが、どこか引っ張りのような雰囲気も感じさせる貴重なアンティークです。

シルエットや色味も素晴らしいですが、袖を中心に見られるダメージや継ぎ接ぎのリペアは襤褸として評価いただけると思います。

当時の過酷な状況が垣間見える部分ですが、ようやくジャパニーズテキスタイルやJapanese Boroとして脚光が当たり、日の目を見るようになってきたので、私達日本人としては嬉しく感じるところです。

また、袖幅も大振りではないので、ちょっとしたジャケットや羽織として洋服ベースのコーディネートとも相性抜群だと思います。

そして、フェードした生地も素敵ですね。バックを見ると分かりやすいのですが、上部はグレーベース、下部は少し赤みがかっており、グラデーションのように見えます。

偶然の産物か何なのかは分かりませんが、これも味わい深いディテールとして評価すべきです。また。所々に見受けられるハンドステッチも温もりを感じさせ、素晴らしいですね。

ここまでくるとレトロモダンという言葉は間違いで、ハイファッションやモードと同じ目線で語るべきです。既に風合いも良くBOROになっているので、更に着込んでリペアを施していけば、今よりももっと深みが増していきますね。

早い方はこちらのジャパンに移行しつつあります。是非、今の内にお手元に置いておいていただければと思います。

年々、減少の一途ですのでこの機会をお見逃し無く。