クレイジーパターン+襤褸+日焼けの綿入り半纏

11月 11, 2018

クレイジーパターン+襤褸+日焼けの綿入り半纏

じわりと来る綿入れ半纏。

着ても良し、眺めても良し、こういうのが素晴らしいジャパンヴィンテージだと個人的には思います。

ちょっとでも気になる方は是非ともトライしてみて下さい。

トライする事に意味があります。

■商品詳細■

・年代:1940～50年代

・素材:不明

1940～50年代頃のジャパンヴィンテージ綿入れ半纏になります。

Hanten Jacketとして、アメリカやフランス、ヨーロッパ各地などの感度の高いアンティークディーラーやデザイナー、ファッションユーザー達からも熱狂的な人気を集める綿入りの半纏です。

日本古来の防寒具ではありますが、最近ですと日本のファッションブランドからダウンを入れた半纏タイプのジャケットがリリースされたりと、目新しさも相まり、ようやく時代がこの半纏に追いついてきた印象がありますね。

ただでさえ数の少ないジャパンヴィンテージ、オリジナルは既に貴重ですので、ご覧いただけたら幸いです。

着込まれた事と経年変化で圧倒的なオーラを放つ個体だと思います。

表面は元から複数の生地が使用されたクレイジーパターンが印象的ですが、生地の滑脱やダメージが織りなす圧倒的な雰囲気は一見の価値があると思います。

また、裏面はハードな色落ちがあり、ここまで突き抜けてくると評価すべきポイントになっていると思います。

偶然ではありますが、デザインされたかのような色落ちは見応えがありますし、着る時も主張があって良いですね。

両面共に素晴らしい表情で、襤褸としても評価とご理解いただける個体ではないでしょうか。

木綿の野良着や印半纏とは異なる襤褸の表情ですが、素晴らしいの一言です。

リバーシブルでお召しになっていただく事が可能なので、コーディネートや気分によって二度楽しめるのも嬉しいですね。

また、このレングスも半纏の中では非常に珍しいです。

一般的な半纏と丹前の中間程度のレングスで、ややコート的な印象も受け、とにかくスタイリッシュな印象を受けると思います。

大振な袖からは凄まじくモードな雰囲気が漂いますし、モードブランドお好きな方にも受け入れていただけるのではないでしょうか。

また、綿の量は少なめなので、着た時のごわっとした着膨れ感が無いので、そこも嬉しいディテールだと思います。

年々、減少の一途ですのでこの機会をお見逃し無く。