頭がイカれたクレイジー着物

11月 07, 2018

頭がイカれたクレイジー着物

おいおい？どうした？という感じになるアイテム。

良い感じにイカれてて、最高にかっこいいです。

上の画像は裏面、これだけでも素晴らしいですが、このアイテムは表面がキテいます。

世の中的には評価されませんが、こういう変態はリアルに今のうちです。

当店でも年に一着入れば良い方です。

■商品詳細■

・年代:1950年代頃

・素材:(表面:シルクと化学繊維の混紡だと思われます。断定はできかねます。) / (裏面:コットンだと思われます。)

1950年代頃のジャパンヴィンテージ縞模様着物になります。

当時、おそらく日常着もしくは外出着として着られていたアンティーク着物です。

シンプルな佇まいは、ただそれだけでコーディネート欲が駆り立てられますし、ジャパンヴィンテージをお好きな方には是非ともお手元に置いておいていただきたいアイテムです。

表面はブラックの様なダークトーンの縞模様。

よくよく見ると襟周辺と袖の生地がピッチ違いのクレイジーパターンとなっております。

フロント向かって右の袖に関しましては、シンメトリーの生地使いでもうここの部位だけでも価値があります。

これらはおそらく直しではなく、当時これで仕立てられたのだと思います。

全体として品が漂っていると思いますが、ここまでぶっ飛んだ感性の物はなかなか無いのではないでしょうか。

また、裏面はブルーベースの生地が使われて、クレイジーパターンでこのマルチはお好きな方も多いと思います。

袖はサックスの様な生地が使用され、ボディと袖のコントラストも見応えがあります。

また、袖が鉄砲袖に近いタイプなので合わせ易さも抜群で、洋服ベースのNoragi Jacketとしてお考えになられても良いのではないでしょうか。

作りとしても、野良着とほぼ同一ですので、野良着がお好き方にもハマる一着だと思います。

両面それぞれ雰囲気が異なってきますので、リバーシブルでの着用が可能です。

気分やコーディネートするアイテムによって裏表を選ぶ楽しさがありますね。

木綿生地よりも大人っぽさが際立つ着物なので、アーバンなスタイルに馴染む素晴らしいお品です。

所々のダメージや擦れなども味わいがあって良い表情を見せてくれていると思います。

年々、減少の一途ですのでこの機会をお見逃し無く。