70～80年代ジャパンヴィンテージ HBT ウール羽織ケープ

8月 15, 2016

70～80年代ジャパンヴィンテージ HBT ウール羽織ケープ

福島市仲間町の古着屋FUNS(ファンズ)です。野良着もそうですが、日本の衣服文化や風俗全般など新鮮でかっこいいものが多いと思います。

新鮮なので一時期の流行になる事はあるかもしれませんが、それだけで終わらずに、それがスタンダードになるよう精一杯頑張っていきたいと思います。

・Brand:Unknown
・Date:'1970～'80s
・Material:Wool/Other
・Size:--

1970～80年代頃のジャパンヴィンテージヘリンボーンウール羽織になります。

着物などの和装全般の際、冬場の寒い時期に羽織る防寒用のアイテムです。見た目がケープに似ているためケープと商品名に付けさせていただきました。実際のケープは袖が無いアウターウェアですが、こちらは袖があるので更に着回しが効くアウターとしてお考え頂けると思います。

和装のアウターは基本的にレングスの長い、コートタイプが一般的なのでこのレングスタイプは比較的珍しいと思います。

タグなども一切無いのでおそらく当時のオーダーメイドだと思います。生地には、ブリティッシュトラディショナルを思わせるようなヘリンボーンウールを使用。この生地のチョイスから見ても非常にお洒落な方がオーダーしたのだと思わせますね。

「和」と「洋」のミックスされた独特の雰囲気を持つ非常にファッショナブルなアイテムですね。

ライニングの右側には横型の内ポケットが付き、利便性が高いのも特徴の一つです。シェルにはウールを使用しているため防寒性も高いです。和装は洋服以上にレイヤードを基本としたスタイルなので、シルエットがゆったりめに設定されています。

このゆったりめのシルエットが非常に今っぽく素敵ですね。特に広めで先細りし、半端丈に設定されたスリーブと身幅のゆとりは非常にお洒落だと思います。なお、開閉はスナップボタンです。

捉え方次第ではノーカラータイプのケープやマント感覚で着ることも出来ますし、まず人と一緒になることがありません。一般的な洋服に飽きてしまった方やハイファッション、モード系がお好きな方にもぴったりのアイテムです。

今回、ヴィンテージのソリッドTとLevi's501を合わせてみましたが、とてもバランスが良いコーディネートになったと思います。普段のアメリカやユーロのカジュアルスタイルに取り入れても違和感はありませんね。

新鮮でコーディネートの幅が広がり、和装の新たなスタイルに挑戦する最初の一着としてお勧めです。

年々、減少の一途ですのでこの機会をお見逃し無く。