昭和初期 ジャパン ヴィンテージ 天然 藍染 インディゴ 野良着

昭和初期ジャパンヴィンテージ天然藍染インディゴ野良着
福島市仲間町の古着屋FUNSです。

日本の藍、特に古い年代のものは風格が凄いです。501XXなどのヴィンテージよりも青黒としたインディゴの色味は、日本の誇る文化遺産のような気もします。

色が落ちていくのは数年もしくは、数十年かかるかもしれません。皆様共に年月を過ごし、一緒に歩んでいってほしい日本固有のヴィンテージです。お世辞抜きにかっこいいです。

昭和初期ジャパンヴィンテージ天然藍染インディゴ野良着
・Date:'1920~'30s
・Material:100% Cotton
・Size:--

昭和初期頃の天然藍染インディゴ木綿野良着になります。 

野良着とは簡単に言うと田畑や山野での野良仕事の際に着用されていた日本固有の労働着(ワークウェア)です。昭和の初期頃まで、農村をメインに着用されていたアイテムで、丈夫で長持ちし彼らの日常には欠かせない存在でした。

戦後、日本国内に洋服がどんどん市民権を得始めたことや化学繊維の登場もあり、徐々に姿を消していき、現在ではコアなマーケットも存在し、徐々に感度の高い方たちが注目しているアイテムです。

野良着といっても様々な種類があり、代表的な物だと藍染や刺し子で直され着続けられてきたBORO(襤褸)が挙げられますね。民俗学者であり民俗民具研究家でもあった田中 忠三郎氏の尽力とコレクションにより、海外のデザイナーやテキスタイルデザイナーから目を留められ、主に海外を中心に人気が高い状況でした。

ただ、ここ数年だとKapitalやVisvim、BEAMSと言った日本のファッションブランドからも野良着やBORO、刺し子から発想を得たアイテムがリリースされています。

近年、日本の戦後からの洋服達にもジャパンヴィンテージと言ったフレーズが付き、需要が高まっていますが、そういったジャパンヴィンテージとはまた違った魅力のあるアイテムですね。

野良着や作務衣、着物は和服にあたりますので、今まで物心ついた時から着ていた洋服とは異なる次元のものです。今までの洋服では感じることのできなかった新鮮さと和服ならではの魅力をお感じいただけると思います。

昭和初期ジャパンヴィンテージ天然藍染インディゴ野良着

昭和初期ジャパンヴィンテージ天然藍染インディゴ野良着

昭和初期ジャパンヴィンテージ天然藍染インディゴ野良着

昭和初期ジャパンヴィンテージ天然藍染インディゴ野良着

昭和初期ジャパンヴィンテージ天然藍染インディゴ野良着
天然の藍で染め上げられた木綿を使用した野良着です。野良着伝統の上衣デザインで、掛け衿~地衿があることによりダイレクトな和服らしさを感じていただけると思います。まだ、真紺以上の濃い生地で、大戦モデルの501XXよりも青黒としたインディゴの表情は、物凄い雰囲気があります。

所々に見受けられるアタリで少し色落ちした部分は、ジャパンブルーの名に恥じないとても美しいインディゴブルーを見ることができますね。色を落としていくのもこれからかなりの時間がかかると思いますが、着れば着るほど色味も生地も味わい深く、極上の風格が出てくると思います。

野良着としましたが、状態と背中のヤケが無いことからおそらく屋外作業などの際に着用されたわけではなく、母屋などで余暇を過ごす際に着用されていたのだと思います。

ゆえに着込まれ感が薄く、リペアが入っていないこの個体は珍しいと思います。

昭和初期ジャパンヴィンテージ天然藍染インディゴ野良着
実際着てみるとガウンの様にも着ることができますし、立ち方や合わせるパンツなどを変えるだけで様々な表情を見せてくれます。今回、リーバイスのジーンズとヴィンテージのソリッドTを合わせてみましたが、意外なほどすんなりと着ることが出来ました。

また、欧米のアイテムに比べ良い意味でダイレクトさが薄い和服でも、更に日本独自の繊細さと奥行き感を感じさせる雰囲気で、本当にかっこいいアイテムです。

和モダンなどそういった言葉ではなく、和服として普段のコーディネートに取り入れていただければと思います。きっと多くの方にとって新しい風をお感じいただけると思います。海外の方にもお勧めです。天然の藍染の風合いを是非ともご体感ください。

年々、減少の一途ですのでこの機会をお見逃し無く。

昭和初期ジャパンヴィンテージ天然藍染インディゴ野良着
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