大正 ジャパン ヴィンテージ 襤褸 縦縞 藍染 野良着 長着
大正 ジャパン ヴィンテージ 襤褸 縦縞 藍染 野良着 長着
福島市仲間町の古着屋FUNS(ファンズ)です。凄いの入りました。最高の襤褸です。
・Date:'1920~'30s
・Material:Cotton
・Size:--
大正時代頃のジャパンヴィンテージ襤褸縦縞藍染野良着になります。
・Material:Cotton
・Size:--
大正時代頃のジャパンヴィンテージ襤褸縦縞藍染野良着になります。
明治から昭和初期当時、綿花や布類は非常に高価な物で、庶民の暮らしにとって大変な貴重品でした。特に貧しく、寒さの厳しい東北地方ではその傾向が更に顕著で、「小豆3粒包める布は捨てるな」という言葉があったほどでした。
破れたら当て布をしてまた使い、またその繰り返し。厳冬期その作業に没頭することで寒さを忘れ、貧困や苦しい生活を忘れさせてくれる唯一無二の時間だったともあります。
おそらく仕立てられた当時は藍染の縦縞だったと思いますが、生地がやれてフェードしグラデーションのような表情を見せてくれます。数多くのリペアが施され、幾重にも重なる布と縫い目、擦れたり破れたりした生地など襤褸(BORO)らしい究極の一着です。
擦れたり破れたりした生地が織りなす表情は一見の価値があり、なんとも言えない凄みがあります。人間の思いや喜怒哀楽、生活など様々なドラマを感じさせ、そこらのヴィンテージでは感じることの出来ないオーラと雰囲気があると思います。
野良着の中でもこの長着タイプは珍しいです。もしかすると当初は冬場などに着用する上衣として使われていたのかもしれませんね。所々に見られる藍色は、大戦モデルの501XXよりも青黒とし、物凄い雰囲気があります。
野良着の中でもこの長着タイプは珍しいです。もしかすると当初は冬場などに着用する上衣として使われていたのかもしれませんね。所々に見られる藍色は、大戦モデルの501XXよりも青黒とし、物凄い雰囲気があります。
所々に見受けられるアタリでや色落ちした部分は、ジャパンブルーの名に恥じないとても美しいインディゴブルーを見ることができますね。このつぎはぎだらけの感じもとても雰囲気があり、壁に掛けておくだけで絵になります。
和モダンなどそういった言葉ではなく、和服として普段のコーディネートに取り入れていただければと思います。きっと多くの方にとって新しい風をお感じいただけると思います。海外の方にもお勧めです。天然の藍染の風合いと唯一無二のBOROの魅力を、是非ともご体感ください。
年々、減少の一途ですのでこの機会をお見逃し無く。
年々、減少の一途ですのでこの機会をお見逃し無く。
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