ほどかれた襤褸着物

10月 18, 2018

ほどかれた襤褸着物

やばいくらいかっこいい昔のパジャマ。

着物や浴衣を着て、睡眠を取るのは現代だと旅館が殆どですね。

私も遠方に仕入れに行った際、たまに温泉宿に宿泊するのですが、まあ気持ちの良い事。

そして、風情に浸る事ができて、楽しさが増します。

余談になってしまいましたが、この襤褸着物はモードな雰囲気が強いと思います。

なぜ、ほどきにしたのか、そして、捨てられなかったのか謎は深まるばかり。

そこがジャパンヴィンテージの一つの魅力です。

■商品詳細■

・年代:1950～60年代

・素材:コットン

1950～60年代頃のジャパンヴィンテージ解き着物になります。

生地の風合いや色味も素晴らしいコットンフランネルを使用したアンティーク着物。

当時、寝間着として着用されていたアイテムですが、外出着としても問題無く着用できるファッショナブルな一着だと思います。

何と言っても最大の魅力はほどきではないでしょうか。

このほどきは、ラフな印象が強いことからお好きな方も非常に多いです。

襟が外されており、首回りがやや広がった独特のルックスもかっこいいですね。

また、所々のダメージや直しも非常に雰囲気が良く、襤褸としての魅力もあると思います。

このままも朽ちた雰囲気を楽しんでも良いですし、古布リメイクで、ご自分らしく直していくのも良いですね。

また、この独特のテキスタイルも珍しいです。

長着なので着丈の長さを活かして、コートとしてお召しになってみては如何でしょう。

着るだけで雰囲気が出ますし、着た時の佇まいが和服と言うよりも洋服に近い印象を受け、モードな雰囲気もたっぷりです。

海外だと既に、Kimono Coatとして高い人気を誇るアンティーク着物です。

年々、減少の一途ですのでこの機会をお見逃し無く。