ボーダーでクレイジーパターンな綿入れ半纏

10月 24, 2018

ボーダーでクレイジーパターンな綿入れ半纏

久々に藍染以外の綿入れ半纏が到着しました。

古い半纏自体、既に数が少なくあまり無いのですが、藍染を除く綿入れ半纏は殆どと言っていいほどかっこいい物がありません。

今回は珍しくかっこいい個体に出会うことが出来ましたが、何と横縞、そして長めの着丈がレアです。

年に数度有るか無いかのいかしたHanten Jacket、是非今期の主役に。

■商品詳細■

・年代:1960年代

・素材:コットンと他素材の混紡だと思われます。(断定は出来かねます。)

1960年代頃のジャパンヴィンテージ綿入れ半纏になります。

Hanten Jacketの名称で、アメリカやフランスなどの感度の高いファッションユーザーやデザイナー達からも熱狂的な人気を集める綿入りの半纏です。

日本古来の防寒具ではありますが、今見返すとレトロと言う言葉は似つかわしくなく、モードという言葉が一番しっくりくるのではないでしょうか。

表面はダークトーンの縞模様、これだけでも合わせ易く着倒していきたくなる欲求に駆られますが、この半纏は是非とも裏面もしっかりとご覧いただきたいです。

裏面は何と横縞(ボーダー)になっています。

表面と共通の縞模様の部分もあり、品の良いクレイジーパターンとしても評価いただけると思います。

また、このレングスも半纏の中では非常に珍しいです。

半纏と丹前の中間程度のレングスで、ややコート的な印象も受け、とにかくスタイリッシュな印象を受けると思います。

大振な袖からは凄まじくモードな雰囲気が漂いますし、モードブランドお好きな方にも受け入れていただけるのではないでしょうか。

ファッションの既存の価値観だと、デイリーに着る事にはならないアイテムかと思いますが、既に多岐に渡る最先端の価値観に照らし合わせると見事に調和します。

意外にも一般的な洋服とも非常に相性が良いですし、合わせる物を選ばないのも半纏の魅力の一つだと思います。

フリーキーで前衛的なスタイルを求める方、野良着や印半纏といったジャパンヴィンテージ、お好きな方々いかがでしょう。

既に古い年代の半纏はなかなか見つかりません。

年々、減少の一途ですのでこの機会をお見逃し無く。