1950年代に個人オーダーされたヴィンテージスラックス

10月 19, 2018

1950年代に個人オーダーされたヴィンテージスラックス

本来、スラックスは小綺麗に履くものである。

いや、しかしずっと履いていれば壊れるのは当たり前。

気になる財政状況、毎回毎回綺麗にお直しに出すわけにもいかず。

そんな状況が生んだリペアとダメージの表情が素晴らしいヴィンテージスラックスです。

アメリカのスラックスは直された物は皆無ですが、日本やヨーロッパの直しの入ったスラックスは絵になります。

このジャパンスラックスは最高です。

ヴィンテージらしい良さをご体感いただけます。

■商品詳細■

・年代:1950年代

・素材:ウール

1950年代頃のジャパンヴィンテージウールスラックスパンツになります。

当時、テーラーへ個人オーダーされたテーラーメイドの一本。

時代的な事を考えると一般庶民にはなかなか手が出せない高級品ですし、ヴィンテージならではのクオリティの高さとユニークさを感じていただけるアイテムだと思います。

生地はウールで、遠目で見るとソリッドブラウンですが、目を凝らして見ると数色の糸で織られたミックスカラーになります。

ミックスカラーのせいか奥行きと独特のリズムを感じさせ、古い年代のスラックスは本当に手が掛かっていると感心します。

作りとしてはウエストのV割れやヒップポケットのタブの形状も古い年代の物ならではで、見応えがあります。

また、裾がスナップボタン留めになっており、ダブルとシングルそれぞれの裾のニュアンスをお楽しみいただけると思います。

秋冬用なので厚手の生地を使用しています。

独特の滑らかでハリのある履き心地も秀逸で、ストンと落ちるようなテーパードシルエットも見所ではないでしょうか。

また、ジャパンヴィンテージにしては珍しく、現代にも通用するサイズ感である事も嬉しいですね。

洋服に合わせても良いですし、半纏や野良着とも相性の良い日本のスラックス如何でしょう。

クオリティと目新しさを求める方でしたらきっとご満足いただけるジャパンヴィンテージです。

年々、減少の一途ですのでこの機会をお見逃し無く。