Boro Indigo Kimono / ほどきの藍染襤褸着物

2月 18, 2019

Boro Indigo Kimono / ほどきの藍染襤褸着物

知らない世界に連れて行ってくれそうなほどき着物。

価値観が固まりきってしまうのもつまらないので、何でも新鮮味は大事だと思います。

こんな服、どこに行っても見つかりません。

藍染の着物は思っているより数十倍見つからない、既にレアなお品ですので、是非ご覧ください。

「ほどき」は新しいスタイルですよ。お一人でも多くの方が興味を持ってくれたら嬉しいです。

■商品詳細■

・年代:1930年代頃

・素材:コットンと他素材の混紡だと思われます。(断定はできかねます。)

1930年代頃のジャパンヴィンテージ藍染ほどき襤褸着物になります。

綿が全体に付着していますので、元は丹前だった物を解いた所謂「ほどき」です。

襟などのステッチを外した事により現れる独特の表情に佇まい、どこかアーティスティックな雰囲気でお好きな方も多いアイテムではないでしょうか。

切りっ放しとなったラフな端なども味わい深いですし、着物ですが海外のメゾンやらモードブランドを思わせる雰囲気も魅力ですね。

生地は藍染の格子の様な文様で、日本らしい奥ゆかしさと品を感じさせますし、ほどき独特の雰囲気と相まってとても素敵な仕上がりになっていると思います。

所々の仕立て糸の残りやその他の糸の飛び出し、残った綿まで、リアルさを感じさせるディテールとなっていると思いますし、評価すべき部分ですね。

また、男性用の広い袖からは強烈なモード感を感じさせますし、モードファッションお好きな方にもこのほどき着物はハマるのではないでしょうか。

切りっ放しのラフな表情ですので、一般的な長着を和洋折衷コーディネートに落とし込むよりもほどきは合わせやすいと思います。

コートとして着ると普段のコーディネートに馴染みやすいですし、尚且つただ着るだけで絵になるのもほどき着物の一つの魅力だと思います。

スニーカーと言うよりもブーツやサンダルなどとの相性が良いので、ご参考になれば幸いです。

ただでさえ数の少ない古い着物ですし、ここまで雰囲気の良いほどきとなると本当に見つからなくなりました。

見栄えもとても良いので、新しいファッションスタイルとして取り入れてみて下さい。

年々、減少の一途ですのでこの機会をお見逃し無く。