Electric Hanten Jacket / 佐藤電氣の藍染印半纏

2月 06, 2019

Electric Hanten Jacket / 佐藤電氣の藍染印半纏

戦前の直球な力強さを感じさせる印半纏。

この大紋、やばいかっこいいと思います。

よくよく見ると、多くを語らずとも伝わるこのデザイン性の良さ、最高ではないでしょうか。

この大紋以外にも見所多数のある意味、変態半纏です。

次は無いので、お早めに。

店主お勧めの一着です。

■商品詳細■

・年代:1930～40年代頃

・素材:コットン (裏地はコットンではございません。)

1930～40年代頃のジャパンヴィンテージ藍染印半纏になります。

藍染の色味に大紋、襟の染め抜き、その他のディテールまで素晴らしいスペックの印半纏だと思います。

ただでさえ数の少ない古い印半纏の中でも、ここまでバランスが良く、純粋にかっこいい個体も非常に珍しい個体ではないかと思います。

なかなかここまでのレベルの物には、そう簡単に出会えませんので、コレクターズに相応しいですね。

襟には佐藤電氣工業所、電気の気が「氣」の旧漢字が使用されています。

この氣は、第二次世界大戦後のGHQの統治下の際、見直しが行われ、消滅していきましたので、製造は戦前です。

また、この電気を表す大紋の稲妻の様なマークは、最高にクールだと思います。

戦前の力強さを感じさせますし、ここまで整い、デザインの良い大紋は本当に珍しいです。

また、裏地が裏勝りの様な派手めな生地が使われているのは、印半纏の中ではとても珍しいディテールです。

袖裏の生地が無いレアな仕様も含め、余り布を使ったのかユニークなディテールでもあると思います。

そして、この藍染の美しさは無視する事ができませんね。

重厚なジャパンブルーらしい雰囲気のある色味、素晴らしいと思います。

所々、色が落ちている箇所がございますが、ここの部分も青みが強く、非常に美しいですね。

これからの色落ちは間違いなく素晴らしいものになるでしょうし、育てがいのあるHanten Jacketだと思います。

色が落ちるのもかなりの時間が掛かりますが、色が落ちた頃、極上の雰囲気になり、きっとクローゼットに欠かすことのできない存在へとなっているはずです。

ジャパンヴィンテージは残し、着続けるだけの魅力と価値がありますし、大事にしていきたいアイテムですね。

定番の洋服とも馴染みが良いですし、デイリーコーディネートにすんなりと溶け込みます。

既に海外では、「Hanten Jacket」として非常に高い人気を誇っておりますので、古い物は本当に今だけです。

年々、減少の一途ですのでこの機会をお見逃し無く。