Sashiko Noragi Jacket / 刺し子の入る藍染襤褸野良着

2月 07, 2019

Sashiko Noragi Jacket / 刺し子の入る藍染襤褸野良着

色々な意味でクレイジー。

スーパースペシャルな野良着をご紹介させていただきます。

藍染の色味に刺し子などなど映える一着だと思います。

映えると言っても低俗なものではなく、高貴です。

こんな素晴らしい物を生み出した当時の日本人にリスペクトですね。

美しいものは絶対に廃れません。

■商品詳細■

・年代:1920～30年代頃

・素材:コットン

1920～30年代頃のジャパンヴィンテージ刺し子藍染絣つぎはぎ襤褸野良着になります。

コレクションに相応しいスーパースペシャルなNoragi Jacket。

両面共につぎはぎなどのクレイジーパターンとなっており、見応えも十分、ここまで来るとアートピースとしてのレベルも高いお品だと思います。

表面は藍染絣と縞模様の生地が使われ、上下で切り替わり、凄まじくデザイン性が良いと思います。

ジャパンヴィンテージの一つの特徴である脇下のガゼットは、蚊絣のような細かい絣模様で、ここも是非ともご覧いただきたいディテールの一つです。

また、襟下の合わせの部分にも絣生地が使用され、海外で言うところのパイピング使いも秀逸だと思います。

そして、ジャパンブルーらしい藍染が見事な裏面、これはお好きな方も多いのではないでしょうか。

仕立ての時点から濃淡や色味の異なる数種の藍無地の生地が使用されていますし、汚れなどの色味の違いも加わり、こちらも素晴らしいクレイジーパターンだと思います。

一部、表面の縞模様生地が継ぎ接ぎされ、偶然の重なった部分ではありますが、昔の日本人は本当にセンスが良いですね。

また、荒く刺し子が入るのも人気のディテールではないでしょうか。

裏面だと藍染と刺し子ステッチのコントラストが良い表情を見せていると思いますし、表面の場合、やや粒だったようなステッチワークになっており、両面共に糸の動きが良いです。

野良着は、海外だと「Noragi Jacket」として非常に高い人気を誇るようになりました。

日本国内でも野良着や和のアイテムからインスピレーションを受けたアイテムがリリースされる事が増え、徐々に和のアイテムもスタンダードに向かいつつありますね。

この野良着、ファッション的にも素晴らしいパフォーマンスを見せてくれると思います。

やや長めのレングスに特徴的なデザイン、ただそれだけで絵になりますし、画像のようなスタンダードアイテムとの相性が良いのも、野良着の魅力の一つです。

消滅から70年程度の年月が経過していますので、古い木綿の野良着自体が非常に貴重です。

ここまでのレベルの物となると、そう簡単に入手できる物ではないです。

拘る方には間違いなく、当時のオリジナルがお勧めです。

絵になる刺し子野良着、コレクションの一つに如何でしょう。

年々、減少の一途ですのでこの機会をお見逃し無く。