Haori Jacket / 神話の麒麟?が入った羽織着物

2月 26, 2019

Haori Jacket / 神話の麒麟?が入った羽織着物

当時の日本人にやられました。

じわじわとくるユニークな羽織着物です。

見つけた時、何て品の良い羽織なんだと思ってましたが、裏を見たらもう、凄まじいセンスを感じました。

裏勝り的な魅力もありますし、日本や中国、エジプトなんかのエッセンスが混ざり合った和洋折衷な羽織です。

こういう珍種は、なかなか見つかりませんので振り切り気味の方にお勧めです。

■商品詳細■

・年代:1960年代頃

・素材:シルクだと思われます。(断定はできかねます。)

1960年代頃のジャパンヴィンテージ羽織着物になります。

日本らしい繊細で品の良い表面の文様と裏地の不思議なモチーフが印象的なHaori Jacketです。

この表面の文様、非常に上品な雰囲気で、テキスタイルデザインとしても見事ですし、絵になる佇まいだと思います。

素材はおそらく正絹だと思われ、独特の光沢と肌触りの良さはしっかりとクオリティに拘った結果であり、本当に質が良いです。

そして、この羽織は品の良い表面と裏面のデザインの対比が面白いアイテムだと思います。

裏勝りまではいきませんが、裏地にデザインが入っています。

麒麟やヒッポグリフ(グリフォンの別種)のような伝説上の生き物が入っています。

また、他にも馬や弓などを持った人間が入っており、どこかエジプトの壁画に近いような雰囲気がしてきます。

日本ならでは着物である事にも関わらず、海外のエッセンスが入っており、正に和洋折衷ですし、これをデザインした方は本当にセンスが良いですね。

また、程よい長さのレングスで合わせ易いですし、ファッション的にも非常に優秀だと思います。

一般的な洋服との相性も良いですし、ただ着るだけで絵になり、そしてオンリーワンなジャパンヴィンテージはお持ちだと色々と遊べて楽しいと思います。

アメリカやフランスなどの国を中心に羽織は、「Haori Jacket」として段々と根付いていきました。

日本人は絶対似合うアイテムですので、是非和洋折衷スタイルで粋に着こなして下さい。

年々、減少の一途ですのでこの機会をお見逃し無く。