襤褸な上っ張り野良着 | Japanese Boro Noragi

3月 18, 2019

襤褸な上っ張り野良着 | Japanese Boro Noragi

ジャパンヴィンテージらしい襤褸さがかっこいい野良着(上っ張り)。

後々、ご覧いただきたいのですが、上っ張りの中でも着丈が長めに設定されています。

各家庭やその個人ごとに異なる仕立て方、本当に見れば見るほど面白いですね。

オンリーワンなアイテムですので、春先からのメインアウターとして如何でしょうか。

■商品詳細■

・年代:1940～50年代頃

・素材:コットン

1940～50年代頃のジャパンヴィンテージ襤褸野良着になります。

当時、農作業やその他の作業の際に仕事着として着られていたNoragi Jacketです。

紐付きで前を閉じる事が出来るので、細かく分けると「上っ張り」になります。

上っ張り(うわっぱり)は、砂埃や汚れを防ぐ為にアウターとして着られていたアイテムです。

古い木綿の着物自体が既に枯渇化しておりますし、ここまで雰囲気の良い物となると更に貴重ですね。

特に袖や袖口のダメージはとてもかっこいいディテールだと思いますし、襤褸としても評価いただけるのではないでしょうか。

片側の袖口の藍染木綿のリペアも朽ちた感じで、味わい深いですね。

生地のフェード具合も非常に良い雰囲気ですし、どこか哀愁を感じさせるディテールになっていると思います。

この風合いの良さも実際に着込まれ、年月を重ねたものだからこそですし、加工では再現不可能な部分でもあります。

上っ張りの中では比較的着丈が長めで合わせ易いですし、紐で閉じてカーディガンのように着てもかっこいいですね。

着るだけで唯一無二、そして周りと一緒になる事も無いですので、ファッションに新しさを求める方にジャパンヴィンテージは最適です。

ある意味、尖ったアイテムですが日本らしい素朴な表情、本当にかっこいいですよ。

年々、減少の一途ですのでこの機会をお見逃し無く。