菊地武雄からのアクアスキュータム

3月 21, 2019

菊地武雄からのアクアスキュータム | Aquascutum Club92

このブレザーはただのアクアのヴィンテージブレザーではありません。

マニアック過ぎるかもしれませんが、なかなか出ない大変貴重なジャパンヴィンテージです。

信頼のブランドネームで選ぶも良しですが、そこにオリジナリティや変な要素が加わると更に魅力的だと思います。

このAquascutumは本当に良いです。

■商品詳細■

・ブランド:Aquascutum

・年代:1980年代

・素材:(表地ウール100%) / (ライニングポリエステル/キュプラ) / (スリーブライニングキュプラ)

・サイズ:92-78-175

1980年代頃のAquascutumジャパンヴィンテージウールブレザーになります。

トレンチコートやステンカラーでバーバリーに並び熱狂的な支持を集めるAquascutum(アクアスキュータム)。

ロンドンのリージェント街でジョン・エマリーによってスタートしたアクアスキュータムは、王室御用達のブランドとしても知られ、ここ日本へは1970年代に横浜信濃屋などの洋品店にて取引が行われ、入ってきたとされています。

ただでさえ国を問わず、アクアスキュータムのヴィンテージは数が少なくなってまいりましたが、このジャパンヴィンテージのアクアは更にマニアックでレアなアイテムです。

タグにある「Club92」、これはTAKEO KIKUCHIでお馴染みの菊地武雄氏の愛弟子である金子俊雄氏がパターンを手掛けたラインです。

Club92は、当時の日本のアクアスキュータムのヤングラインに位置し、日本人の体型に合うようデザインされています。

私も着て実感しましたが、肌に付くような美しいパターンは素晴らしいシルエットで、これぞ大人の為の洋服ではないかと思います。

落ち着いた色味にウールの質感も良いですし、ブレザーらしい金ボタンがカジュアルさを添えてデイリーに着れるアイテムではないでしょうか。

ラフなカジュアルスタイルとも相性が良いですし、レザーシューズなどを合わせてカチッと大人っぽく着てもかっこいいですね。

年々、減少の一途ですのでこの機会をお見逃し無く。