Japanese Duster Coat / 襤褸な藍染野良着(上っ張り)

3月 03, 2019

Japanese Duster Coat / 襤褸な藍染野良着(上っ張り)

ジャパニーズダスターコート、上っ張りの到着です。

最近まで自分で着ていましたが、着易いですし雰囲気も十分で、本当にかっこいいNoragi Jacketです。

上っ張りのファッション的な良さと言えば、着丈の長さと紐で遊べるところだと個人的に思います。

とても良いアイテムですので、春先からのライトアウターをお探しだった方に良いのではないでしょうか。

店主お勧めの一着です。

■商品詳細■

・年代:1930年代頃

・素材:コットン

1930年代頃のジャパンヴィンテージ藍染襤褸野良着になります。

当時、農作業やその他の作業の際に着られていたNoragi Jacketです。

紐付きで前を閉じる事が出来るので、細かく分けると「上っ張り」になります。

この上っ張り(うわっぱり)は、作業性の向上と汚れを防ぐ為に着用する海外のアイテムで言う「ダスターコート」に当たるアイテムです。

ジャケットやカーディガンの様に着る事も出来ますし、着丈がそこまで長くないので合わせやすく、上っ張りお好きな方も多いのではないでしょうか。

古い木綿の着物自体が既に枯渇化し、見掛ける機会も激減しましたが、ここまで雰囲気の良い物となると更に貴重になってきますね。

生地は藍染の木綿で、ややスモーキーがかったような独特の色落ちは雰囲気があってとてもかっこいいと思います。

また、裏地には藍無地の生地が付けられ、分かり易いジャパンブルーとしての魅力もあります。

そして、袖は色味が異なる生地で仕立てられており、ここも魅力の一つだと思います。

襟周りや紐のダメージ、袖の当て布のリペアも雰囲気がありますし、襤褸として見てもかっこいいですね。

現段階でも雰囲気がありますが、この野良着は更に着込んでいきたくなりますね。

もっとリペアを重ねてリアルな襤褸に育てていく楽しみもありますし、ファッション的にも合わせやすいので、手放せない存在へとなってくれるはずです。

着るだけでオンリーワン、誰と一緒になる事もないですので、服好きを自他共に認める方はジャパンヴィンテージをお一つお持ちだと色々遊べて楽しいと思います。

年々、減少の一途ですのでこの機会をお見逃し無く。