Nihonga Haori Kimono / ジャパニーズアートの裏勝り羽織

3月 02, 2019

Nihonga Haori Kimono / ジャパニーズアートの裏勝り羽織

本日、3/2は所用により18:30クローズとさせていただきます。

宜しくお願い申し上げます。

最近は裏勝りを裏返して着るスタイルにぐっときています。

裏勝り本来の意味としては粋じゃないかもしれませんが、ファッション的にはアリなスタイルだと個人的に思います。

海外のヴィンテージのデニムジャケットなどだと、有名なアート作品をペイントや刺繍した物を見掛けますが、ノリとしてはそんな感じでお考えになっていただければと思っています。

物としても五つ紋のグッドピースですので、裏勝りを狙っていた方は是非。

■商品詳細■

・年代:1970～80年代頃

・素材:レーヨンもしくはシルクだと思われます。(断定はできかねます。)

1970～80年代頃のジャパンヴィンテージ日本画裏勝り五つ紋羽織着物になります。

和服の中で最も格式の高い五つ紋が入る羽織着物です。

紋の数が多ければ多いほど、格式が高く最大で五つになりますので第一礼装にあたります。

黒留袖と同様に、宮中参内や授賞式、結婚式といったシーンでこちらのような紋付は着用することができます。

紋の入り方や紋のデザインも日本らしくかっこいいので、正装関係のルールは別としてファッション優先で見ても素敵ですね。

また、裏面の裏勝りも是非ともご覧いただきたいディテールです。

五つ紋の着物までいくと、裏勝りが入っている物はあまり数が無いのですし、日本らしい風景の日本画も落ち着きを感じさせて、素晴らしいと思います。

裏で遊ぶ、裏勝りは本当に日本らしい粋を感じさせますね。

また、生地はレーヨンもしくはシルクが使われており、独特の光沢と極上の肌触りは素晴らしいの一言です。

シックな表面をそのまま着ても素敵ですし、裏面を裏返して着ても雰囲気が変わるので、良いと思います。

特に裏は切り替えになっており、クレイジーパターン的な魅力もございますので、振り切った服好きの方にたまらない仕様だと思います。

和服や洋服だと区切るのではなく、ファッションの一つのスタイルとしてジャパンヴィンテージをデイリーコーディネートに落とし込むと幅が広がって、本当に面白いと思います。

古い物はなかなか手に入りませんので、時代が追いつく前にクローゼットに仲間入りさせてあげて下さい。

年々、減少の一途ですのでこの機会をお見逃し無く。