藍染雪ん子絣の素晴らしい綿入れ着物

1月 26, 2019

藍染雪ん子絣の素晴らしい綿入れ着物

如何でしょう、この雪ん子絣。

個人的にはかなり良いと思います。

このレングスのタイプの綿入れと言うのも、なかなか無いですし、色々なディテールの組み合わさり方がある意味レアでもあります。

かっこいいので、コートやジャケットとして男女問わずお勧めです。

サイズの合う方は是非。

■商品詳細■

・年代:1920～30年代頃

・素材:コットン

1920～30年代頃のジャパンヴィンテージ雪ん子絣藍染綿入れ着物になります。

美しい藍染の雪ん子絣が印象的なアンティーク着物。

絣の中でも雪ん子絣は蚊絣と並び、非常に人気が高くお探しだった方も多いと思います。

細やかな絣模様はモダンな印象ですし、とにかく佇まいが良いお品ですね。

肩周辺と身頃にステッチを解いた跡がありますし、紐付きなので当時の子供用の着物ですね。

おそらくお子様の成長に合わせて、まつり縫いを解いたと思いますが、何だか心が温まるディテールだとも思います。

表面全てが雪ん子絣と言うのも贅沢ですし、ジャパンブルーらしい正藍の色味は格別ですね。

また、裏面は濃淡の違う生地が使用されており、クレイジーパターンとしても評価いただけると思います。

両面それぞれを楽しめるのもジャパンヴィンテージの魅力ではないでしょうか。

また、一般的な綿入れ半纏よりも薄めに中綿が入っています。

一枚物よりもシルエットが保たれますし、ジャケットやコートとして着たくなりますね。

この突き抜けたデザインはただ着るだけでも絵になりますし、周りの人と一緒になることもまずありえませんので、天邪鬼なファッションジャンキーの方に最適だと思います。

しかし、スウェットパーカなどのスタンダードアイテムとの相性が非常に良いのも、木綿の和服の強いところで、是非ともデイリーにお召しになっていただきたく思います。

既に生活様式や衣服の欧米化が進み、役目を終えたアイテムばかりですので、最近では古い物を見る事自体が貴重になってまいりました。

ファッションとしては勿論、コレクションとしても良スペックな個体ですので、持っておいて損はないと思います。

年々、減少の一途ですのでこの機会をお見逃し無く。