【印半纏】おかめ+藍染+腰柄+酒

12月 15, 2018

【印半纏】おかめ+藍染+腰柄+酒

スーパースペシャル印半纏。

今年も多くの方のおかげで、印半纏を入荷することができました。

今回の半纏は、個人的に今年1.2を争うアイテムではないかと思います。

ディテールも最高、見た目のデザインに雰囲気も素晴らしいの一言です。

こういったスペシャルは刺し子の野良着よりもある意味、レアなので是非ともお手元へ置いておいて下さい。

■商品詳細■

・年代:1920～30年代

・素材:コットン

1920～30年代、大正から昭和初期頃に仕立てられたジャパンヴィンテージ藍染印半纏になります。

野良着に並びジャパンヴィンテージの中でも、とりわけ人気の高い藍染の半纏。

多種多様なデザインと生地の物が存在しておりますが、とりわけこの半纏はスペシャルだと思います。

背中の大紋には何と「おかめ」が入ります。

お面や縁起物としてお馴染みのおかめですが、ここまで洗練されたデザインに仕上げた当時のデザイン力にはただただ感心するばかりです。

裏面の表記を見ると分かりますが、酒蔵(醸造元)のアイテムだったようで、扱っていた物が分かって良いですね。

また、製造していたと思われる酒の銘柄が記載されているのも会社や職人のプライドをダイレクトに感じさせ、ある意味貴重なディテールだと思います。

そして、この燻んだような藍染の色味も雰囲気があって、極上の雰囲気だと思います。

色が濃い物とは別物の良さがあり、ジャパンブルーとして海外の方から評価されるのも分かりますね。

また、襟の「米笑會」の旧漢字もレトロな雰囲気ですし、何よりも腰柄の角字のインパクトが素晴らしいですね。

裏面も素晴らしいデザインで、リバーシブルで着用できると思います。

裏地も一部だけではなく、全て裏面を覆っているのも実は非常に珍しく、是非ともご覧いただきたいです。

海外だと既にHanten Jacketとして非常に高い人気を誇り、テキスタイルデザイナーやファッションブランドからも注視されているのが、この半纏です。

海外の方は、デイリーファッションに取り入れていますし、画像のように皆様がお持ちのカジュアルアイテムとも相性が良いので、ファッションとしてもアリな和服だと思います。

既に古い物は見つかりづらい状況ですし、時代が追いついた頃、更に入手は困難になります。

こういったスペシャルだと尚更ですね。

年々、減少の一途ですのでこの機会をお見逃し無く。