【裏勝り】血気盛んなだんな衆が着ていそうな鷲の羽織

12月 30, 2018

【裏勝り】血気盛んなだんな衆が着ていそうな鷲の羽織

これは私物にしようかとても悩みました。

こんな図柄の良い男のための着物、そう簡単に見つかる物ではございません。

2018年、間違いなく一番の裏勝りです。

裏勝りの中でもかなりスペシャルだと思います。

こちらも歳末御礼大感謝市の期間中はセールプライスでのご提供になります。

■商品詳細■

・年代:1970年代頃

・素材:交織だと思われます。(化学繊維とコットンの混紡だと思いますが、断定はできかねます。)

1970年代頃のジャパンヴィンテージ裏勝り羽織着物になります。

昔の血気盛んなだんな衆が着ていそうな裏勝りの入った素晴らしいアンティーク着物です。

裏勝り(うらまさり)は、裏地に入れられたデザインの事で、その歴史は江戸時代まで遡ります。

当時の幕府は、奢侈(しゃし)禁止令と言う贅沢禁止令を頻繁に出し、庶民は派手な色彩の物を身につける事が禁止されました。

しかし、人々のお洒落心は常々、地味な装いを強いられる事に屈せず、そこで外側から見えない裏地に凝る、裏勝りが誕生しました。

こういうアイテムこそ日本の粋を感じさせるアイテムではないでしょうか。

男の美学や粋の美学として大事にしていくべきジャパンヴィンテージだと思います。

裏勝りの柄はおそらく鷲だと思われ、猛々しいような絵柄は息を飲む迫力と美しさを感じさせます。

表面の風合いのよく出た生地も良いですし、裏を見せればこんな柄が入っているなんて素晴らしいですね。

所々に仕立て糸が残っており、外さずそのまま着込んだのでしょう。

その情景も思い浮かんできますし、これこそ正にかっこいい大人のためのアイテムだと思います。

スウェットパーカなどとも相性が良いですので、是非デイリーに使うアイテムとしてクローゼットに仲間入りさせてあげて下さい。

ここまでの図柄の羽織着物は滅多に出ませんよ。

年々、減少の一途ですのでこの機会をお見逃し無く。