刺し子の入った藍染襤褸野良着

12月 11, 2018

刺し子の入った藍染襤褸野良着

凄まじく見た目のバランス感の良いNoragi Jacketです。

荒く入った刺し子に藍染、クレイジーパターンと人気のディテールも盛り沢山だと思います。

あと、二週間後はクリスマスですね。

パートナーへのプレゼント、一年頑張ったご自身へのご褒美として良いのではないでしょうか。

喜ばれるだけの魅力がこの野良着にはあります。

私もプレゼントもしくはご褒美が欲しい.....。

■商品詳細■

・年代:1920～30年代頃

・素材:コットン

1920～30年代頃に仕立てられたジャパンヴィンテージ藍染荒刺し子野良着になります。

補強の為に荒く刺し子が入る日本固有の仕事着、野良着(のらぎ)です。

テキスタイルアートやフォークアートから評価が始まったアイテムではありますが、ここ数年でファッションとしても一気に脚光を浴び、需要が高まっているジャパンヴィンテージの一つですね。

海外では既に、Noragi Jacketとして一定のニーズがあり、あのハイブランドからも数年前、刺し子や襤褸からインスピレーションを受けたアイテムがリリースされました。

野良着自体は、戦後1950年代に入ると生活や衣服の欧米化に従い、徐々に消滅していきましたので、既に目にする機会も殆どなく、辛うじて選んで入手できるのも本当に今だけです。

特にこちらのような藍染と刺し子のコンビのタイプとなると尚更貴重になってきますね。

表面は全てジャパンブルーらしい美しい藍染、デニムの縦落ちに近い様な縞～絣のテキスタイルデザインはお好きな方も多いですし、ここまでの雰囲気の物となると見つかりません。

藍染に荒刺し子の黒いステッチが映え、見た目の美しさも十分だと思います。

左右の肩口で生地の縫い合わせ方が違うのもユニークなディテールだと思います。

また、裏面は縞模様を中心としたクレイジーパターンとなっております。

この縞模様の生地にはレアなブラックが使われておりますし、裾の別の生地とのコントラストも見応えがあります。

表裏になりますが、所々のダメージやリペアから覗く生地も味わい深く、細かなディテールまで是非ご覧いただきたいと思います。

気分やコーディネートによってリバーシブルで着ることができますし、着丈と袖のバランスも良いので着易い一着だと思います。

また、色味や雰囲気などここまでバランス良く仕上がっているNoragi Jacketはなかなか見掛けないと思いますので、コレクションにも最適だと思います。

ダメージが生じたら直しを重ね、長く着続け残していく価値がこの野良着には詰まっています。

貴重なジャパンヴィンテージ、拘る方は当時のオリジナルをチョイスされては如何でしょう。

年々、減少の一途ですのでこの機会をお見逃し無く。